自作小説第一話:人気バンドに宣戦布告してみた。
- 2020.03.10
- 自作小説
こんにちは、アスフィーです。今回は、恥ずかしながら自作小説をアップしてみました。拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。
それはある人気バンドのライブの日だった。しかし俺は普通の観客と同じ心境でライブを楽しむことなどできそうにない。なぜなら、俺は「その人気バンドに宣戦布告をしなければいけないから」だ。どういう事かって?話せば長くなるのでここでは割愛しよう。ステージに近づく度に心臓が縮みあがる。なんだよこの圧倒的なファンの数は。
どんな魅力があのバンドにはあるんだ。
・・・いや、それは俺が一番よく知ってるじゃないか。かつては俺も、あの場所にいたんだから。
5年前、俺は少年少女バンドグループに所属していた。そこには俺、莉愛(リア)、ロシアとのハーフのピメヴァ、そして後に人気バンドのボーカルとなるヒデトとドラムのユウスケがいた。構成は俺とリアがメインボーカル、キーボードとコーラスがピメヴァ、ドラムがユウスケ、ギターがヒデト。バンドはインディーズではそこそこの知名度となり、ついにメジャーデビュー、というタイミングで、俺がかつてのトラウマを発症してしまい、そのバンドは解散、メンバーはバラバラになった。
そして現在。俺はヒデトとユウユケが新たに仲間を集めて結成したバンド、「シエル」
に喧嘩を売ろうとしている。本当になんでこんな事に!しかもよりによってヒデトのバンドに・・・でも止めるつもりはない。約束をしたのだから。
PS.
なんかやたらストーリー性のある夢を見た気がしたので、鮮明なうちに書いておこうかなと思い、勢いで書きました。
書いてる途中で勢いがなくなってくると途轍もない羞恥心に駆られました。うう。。死にたい。。。
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